Kameda 環境デザイン工房

LEDの基礎知識

LED照明は長寿命・高効率などの優れた特徴を持った照明ですが、新たな光源であるために、
正しい使い方の理解が十分に進んでいません。
そこで、トラブルを避け、LEDの機能を最大限に引き出すポイントをわかりやすく解説します。

ポイント1 LED照明の光出力はルーメンが基準

これまで明るさを表す単位は「白熱球何W相当」などと、慣例的に消費電力であるWが使われてきました。
しかし、日々効率化が進むLED照明の場合、同じW数でも明るさが違う製品が多く見受けられます。
LED照明の明るさを比較する場合は、消費電力Wではなく、光束lm(ルーメン)を基準とします。

ポイント2 照射角度・配光の違いに注意

上下左右に光が放射される白熱球や蛍光灯と違い、LED照明は前方にのみ光が放射される構造のため照射角度や配光の違いに注意する必要があります。
最近は様々なタイプの照明が開発されており、その中から用途に合ったものを選びましょう。

ポイント3 演色性の高いLED照明は商品の魅力を際立たせる

演色性とは物体の見え方のことで、自然光(太陽光)に近いほど演色性が高いと言い、演色評価数はRaで表します。
高演色タイプのLED照明は、食品や美術品などの魅力をより際立たせます。

ポイント4 調光回路には、調光器対応のLED照明を

LED電球には調光器対応モデルと非対応モデルがあり、調光器の入っている電源系統には調光器対応モデルを使用しなければなりません。
また、調光対応の製品でも、調光機器により対応できない場合があります。

ポイント5 屋外で使用するLED照明は、防水・防滴仕様の確認を

マンションの共用通路など、屋外で使用するLED照明は防水または防滴仕様のものである必要があります。

ポイント6 LED照明の設置には、環境温度を考慮する

LED照明の光に熱はほとんどないがLED自体は発熱しており、器具本体を通じて外に放熱しています。その為、設置には高温にならないような環境配慮が必要です。高温環境では寿命が著しく短くなる場合があります。

ポイント7 長寿命であっても、メンテナンスは考えておく

LEDは長寿命ではあるが、時間がたてばトランスやコンデンサなど他の回路部分が劣化する可能性があります。設置の際にはメンテナンスのことを十分に考えておく必要があります。

ポイント8 LEDの設置はプロの技術者を

LED照明にはプロの技術者による電気工事が必要なものが多く、施工の際には、取扱説明書に記載された注意事項をよく理解して工事を行わなければなりません。


工事が必要な照明

・蛍光灯(直管型蛍光灯・サークル蛍光管・コンパクト蛍光管)

・パネルダウンライト

・水銀灯など一部の高輝度型照明

工事が不要な照明

ねじ込みソケットタイプの照明

・ダイクロハロゲン(E11)

・ミニクリプトン(E17)

・ 一般電球(E26)など

※DC12Vタイプの場合は、上記製品でも別途工事が必要となります。

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